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中村美容室 YASUブログ

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選択 vol.3

 
時々尋ねられます。

いつからこの仕事(美容師)をしようと思いました?

何故しようと思いました?きっかけはありました? と。


中高生からも学校の課題で時々尋ねられることもありますし、

悩み多き大人の方々からも尋ねられることもあります。


 
以前、いつものように朝お店の外を掃除し、水をまいていたら

年配の男性(スーツできちんとした格好の方。襟にバッジがついて)が

おいらに話しかけてこられたんです。

その男性は、「あの〜以前、新聞に載ってありましたよね」

おいらは、「ん〜犯罪歴はありませんけど」(笑)なんて思いながら

はい、と伝えると(以前、西日本新聞で中村美容室を紹介して頂きました。)

その男性は、いつもうちの前を通るらしく(おいらは知らなかったけど)

「いつもキレイにしていらっしゃってて」と仰り(おっしゃり)ながら

その方の本題は、

「いや〜実はうちの孫が高校生なんですけど美容師になりたいと言ってるんです。」

「私としてはスポーツ系の方で頑張ってもらいたいんですけど」
( お孫さんは部活も頑張っていらっしゃるようでした)

と仰り(おっしゃり)ながら

美容学校はどこが良いですか?

と尋ねられたんです。


その方は姿勢もよく、高校生の孫がいるようには見えない方で

感じが良く紳士的だったので話を続けました。



美容学校は法律で決まっているから行かないといけないだけで

どこの学校へ行ってもそう変わりはないと思いますよ。と。

この辺りだったらあそことあそこの学校が名は通ってますし

私も卒業しうちのスタッフもその学校を出ています。


しかし、学校よりもむしろ本人の意志の方が大事だと思いますよと。

見た目はハデで華やかに見えますけど大変な事が多いですよ。

何の仕事でも楽なことはないし、むしろ仕事は大変な事の方が多いものです。


ご家族のお気持ちはわかりますけど最終的にはご本人の人生ですし

ご本人が幸せを感じる事をなされた方がいいのではないですか?

と短い時間でしたが伝えるにとどまりました。


職業の選択とは難しものです。

おいらの場合、小さい頃からこの仕事をしたいと思っていました。

田舎育ちだったので美容室というより男なので小さい頃は床屋さんだったのですが、

高校からは意識が完全に美容室でした。


なぜこの道を選んだのか?

単純に好きだったんですね。

髪切ることも切られることも。



今でも鮮明に覚えていますが、

小学1、2年の頃、近所の床屋で日曜の昼間に髪を切ってもらっていたのですが

床屋さんのドアを開けて入った時の床屋さんの匂いが好きで、

椅子に座ると午後の日差しがガラス越しに入ってくるんです。

椅子に座るとタオルを首に巻かれ、

カットクロスをバッ〜とかけられ、

店主であるおじさんがバリカンにスイッチを入れるんです。『カチッ』

「カリカリカリ」

いつも襟足(えりあし)から始まるのですが

首周りがくすぐったくてカメみたいにいつも首を引っ込めていたんです。

でも切られていると心地よくていつも居眠りしていました。


まぁ〜こんな話しは切りなく話せますが

床屋さんでシャンプーされるのも子供の頃から大好きでしたね。

結局のところ「好き」というのが根底にあったんですね。

じゃ〜なぜ好きなのか?

もうこれはきっと自分の魂が感じることであり、

感受性だと思います。

自分にとっては自然の歩みだったんです。


今振り返れば、きっと今生での役目がすでに決まっていたのかもしれません。





環境:

おいらは田舎育ちで、今とは違って昔は男性の美容師はまだ少なかったし、

美容師という存在は当時は男性の仕事ではないイメージが田舎ではまだあり

バカにもされましたしね。

高校の時の担任の先生なんか美容師になることを認めてくれませんでしたからね。

誰一人としてこの道のことを先生としてアドバイスしてくれる人はいませんでした。

田舎だからしょうがないんでしょうね。


今みたいにネットがあるわけじゃないから調べるにも限度があるわけですよ。

だから進路指導室へ行って自分で学校決めて親に報告です。

進路指導室の先生なんかも田舎だから美容師の仕事なんて想像つかないから

全くアドバイスなんかありませんでしたね。



先程のお孫さんを思う男性の方にも付け加えて言いましたが、

今に至って思うのが学校はどこでもいいと思います。

やっぱり本人が何をして生きていきたいかだと思います。

学校を選ぶにしてもその先の就職がどうのってあるけど

結局は学校で就職が決まるわけではなく

本人なんですよね。

学校が一生面倒見てくれるわけでもなく、

お店に勤め始めてもそりゃ〜大変ですよ。

でもね、楽な仕事ってないでしょ?

仕事に好き嫌いがあっても結局仕事とは大変なんです。

だから、嫌な仕事をやるより

好きな仕事をやった方がまだ良いんです。




おいらは小さい頃から好奇心が強く

勉強以外(笑)のものには何でも興味があり、

中でもテレビで見る外国にはとても興味を惹かれていました。
(きっと田舎で何もないから外の世界に憧れたんでしょうね)

いつの日か行ってみたいな〜と思いながら学生時代を過ごし、

美容学校の頃には自分の気持ちは『 絶対に海外へ行く』に変わっていました。

その当時はなんのツテもないのに『行ける』という確信は何故かありました。


そのため常にチャンスを探し、周りには絶対海外へ行くと常に断言してたんです。

そうすることによって背水の陣で

やらざるおえない状態へ持っていき行動を起こしてきました。



そしたらその後、海外へ行く話が舞い込んできて渡米になったんです。

しかし渡米が決まった時は母親が末期ガンでどうなるかわからない時に

おいらは New York へ旅立ったのですが

New York へ行って自分の目標や夢が実現でき

自分の人生が幸せだと感じれるのも沢山の母の教えや、

夢を叶えたいという強い思いからでした。



歩む道や夢、人間が思い描くものは叶えられるとおいらは思っています。

冒頭に話した高校生には会ったことはないけれど

自分の人生なんだから悔いがないよう生きてもらいたいなと、

例え違う道を選んだとしてもそのように生きてもらいたいなと思います。



人生を歩むにあたり悩みは尽きないものです。

実際に社会に出て仕事をし始めても転職することもあるでしょう。

転職するにしても決断するにはかなりの勇気がいるものです。


場合によっては給料が下がる、

場合によっては給料が上がるけど自由がきかなくなる。

場合によっては、

安定はしても本当にやりたい仕事ではない仕事をしなくてはいけなくなることも。


やりたい仕事につけたとしても何かしろの不都合があったり。

悩みだしたらきりがありません。


人は過去の出来事や自分の過去、

そして自分に自信がなく

過去を引きずりやすいがために一歩が踏み出せい人も多いと思います。


しかし、理解しないといけないのは、過去の奴隷にならず

未来の支配者になることです。

つまり、過去はどうあがこうとも変わりはしないので考えてもしょうがないのです。
(もちろん過去に対する反省と学びは必要です。)

過去は変わらなくても未来は如何様(いかよう)にも変えていけるのです。


過去に縛られれることなく自分の未来を築くパイオニア / pioneer(開拓者)になるのです。

個人的にはこの 『 Pioneer 』 という言葉は大好きです。


それはさておき、

何か一歩を踏み出そうと思った時、

躊躇(ちゅうちょ) する理由の一つに、「自分に自信がない」

という方も多いかと思いますが、

きつい言い方かもしれませんが、

自信がないの裏には努力不足と経験不足(いろんな経験や場数)があげられると思います。


新しいことに関してはもちろん経験がないことでしょう。

だから何らかの形で努力するのです。


自分で最大限の努力すれば結果がどうであれ何かしろの納得はできるはずです。

ある程度の努力をしたら後は飛び込むのみ。

あれこれ考えても結局は経験しないと分らないのです。


七転び八起き。

失敗したってまた立ち上がれば良い。

自分には手もある。

自分には足もある。

自分には健康もある。

自分は生きている。

失敗したって命を取られるわけじゃない。


今世での自分の人生は一度きり。

明日もあるなど保証はない中で我々は生きています。

一日一日の積み重ねが人生。

誰の人生でもない。


ならば精一杯生きれば良い。


職業の選択に悩む学生諸君、

そして現職に悩み、転職に悩む方々、

何をどうすべきか計画することは大事だが

気を付けないといけないのは、

失敗を恐るより、何もしないことを恐るべきです。


人には沢山の才能と可能性があります。

自分の才能を開花させる努力をせず、

自分の才能を開花させずにいてそれが愉しい人生だろうか?


いつだって人は始められる。

いつだって人はやり直せる。


誰にだって有意義な人生、

誰にだって満足いく人生、

誰でも幸せになれるのです。



人は経験しそのリアリティの中から学びと成長を繰り返し、

輪廻転生(りんねてんせい)の歩みで魂を磨いていくのです。



皆さんの下に沢山の幸せがきますように。




be ambitious.




COMMENT

おハガキありがとうございました★
本当に嬉しかったです。キャンペーン以外で
美容室から葉書が届くのは初めてでした。
一期一会とは出逢いを大切にしているyasu
さんそのものだなと思いました。
また伺わせて頂きます。
yuka|2015/09/14 10:27 PM
yuka 様

こちらこそ有難うございました。
新しい一歩を楽しんで下さいね!!!
ではまたお会いする日まで!!!
YASU|2015/09/17 8:25 AM










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